【シボレーカマロ コンバーチブル試乗×石原あつ美1】彼女をオープンカーでドライブデートに誘うなら?

男だったら、クルマを持って彼女をドライブに誘って……という気持ちは持っていることでしょう。クルマなんて必要ない……はやっぱり無理しているよね。もっと素直になってクルマを持ちたい、彼女をドライブに誘いたい……って思うほうが自然だと思うんです。そこで、唐突ですが、ゼネラルモーターズのシボレーカマロ コンバーチブルに注目したいのです。読み進んでもらうと、そのワケが明かされてきます。

世の中にはいろいろなクルマが存在しています。セダン、ワゴン、ミニバン、クーペ、ピックアップトラック……。どんなクルマだって、クルマがないよりはあったほうが絶対にモテることは言うまでもありませんが、やっぱりTPOってものがありますから、デートにはデートらしいクルマが必要です。

かつて、日本にはデートカーと呼ばれるクルマが存在していました。たとえば、トヨタのセリカやソアラ、日産シルビア、ホンダ・プレリュードなどがそうしたデートカーの代表格です。これらのクルマに共通しているのは、2ドアボディでリヤシートがあるということです。2ドアはファミリー色を払拭するため、リヤシートはちょっとした荷物が置けるためです。デートドライブですから、女性のコートやプレゼントの花束くらいは置けなくてなりません。

この記事の著者

諸星陽一 近影

諸星陽一

1963年東京生まれ。23歳で自動車雑誌の編集部員となるが、その後すぐにフリーランスに転身。29歳より7年間、自費で富士フレッシュマンレース(サバンナRX-7・FC3Sクラス)に参戦。
乗って、感じて、撮って、書くことを基本に自分の意見や理想も大事にするが、読者の立場も十分に考慮した評価を行うことをモットーとする。理想の車生活は、2柱リフトのあるガレージに、ロータス時代のスーパー7かサバンナRX-7(FC3S)とPHV、シティコミューター的EVの3台を持つことだが…。
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