SUBARU新社長に中村知美氏(現執行役員専務)が6月の株主総会をもって就任へ

4月からのSUBARUの役員体制は、会長に就任予定(代表取締役会長 最高経営責任者(CEO)吉永泰之氏、新社長で最高執行責任者(COO)中村知美氏になります。また吉永社長は、完成検査行程でデータの書き換えは実際に行われていたようだと説明。

中村次期社長は、1982年(昭和57年)4月にSUBARU(富士重工)に入社した中村知美新社長は、販売店での営業などを経てから、2004年(平成16年)スバル国内営業本部マーケティング推進部長などを歴任。

2009年(平成21年)以降は吉永社長のもと、戦略本部経営企画部長として、リーマンショック、そして2011年の東日本大震災からの復興に苦労したとコメントしています。2014年(平成26年)4月からは現在の常務執行役員スバル海外第一営業本部長兼SOA(スバル・オブ・アメリカ・インク)会長に就いています。

中村次期社長は、「100年に一度」といわれる大変革機なので重責ではありますが、外(アメリカ)からSUBARUを見てきた経験、リーダーシップを発揮してSUBARUブランドとしての方向性はぶれることなく、新しい役員体制とすべての社員の力を結集していきたいと語っています。さらに、国内に久しぶりに戻ってきたこともあり、リハビリ期間が必要であることも重ねてコメントしています。

(文/写真 塚田勝弘)

この記事の著者

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塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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