日産のフレームSUVといえば、かつて日本でも高い支持を集めた「TERRANO(テラノ)」を思い浮かべる人も多いでしょう。新型「TERRA(テラ)」は、「TERRANO(テラノ)」を想起させる車名ともいえそう。
なお、日産の小型商用車(LCV)には、ピックアップトラック、バン、小型トラックがあり、フレームSUVと合わせると、世界で販売される日産車の6台の内1台を占めるという大きなボリュームとなっているそう。
日産は、LCV事業の成長は中期計画の目標達成には必要不可欠としていて、そのポテンシャルを最大限に引き出すべく、2022年までにLCVとフレームSUVの販売台数を40%増やすと同時に、ピックアップトラックおよびフレームSUVでグローバルリーダーとなることを目指すとしています。
LCV事業担当のアライアンスSVPであるアシュワニ グプタ氏は、「新型テラは実用的かつ頑丈な本格的フレームSUVで、日産のLCVの“どこにでも行ける(Go Anywhere)”を体現しています。テラは今春発売される中国を皮切りに、アジア各国で発売する予定です」とコメント。
さらに加えて、「日産のLCV事業は着実に成長しています。数々の賞を受賞したナバラは、現在世界133の市場で販売されています」とLCV事業への手応えを語っています。なお、2017年、日産のLCVとフレームSUVのグローバル販売台数は、前年比7%増の907,929台とのこと。新型テラに関する詳細は、4月に発表される予定です。
(塚田勝弘)