SUBARU/STIがニュル24時間&GT300の体制を発表。WRX STI 2018年仕様を富士でシェイクダウン!

そしてニュル24時間レースの体制発表。

ニュルブルクリンク24時間レースはSUBARU/STIの社内呼称ではNBRと呼ばれています。そのNBRの総監督は辰己英治さんとなり、辰己さんはNBRに集中して5度目のクラス優勝を狙います。

そしてドライバーは昨年までの3名に加えて井口選手がNBRに新加入!井口選手は、これまで7度のニュル24時間参戦経験を活かしてクラス優勝に貢献したいと語ります。

また全国の販社から選抜された6名のメカニックもNBRに参加。この参戦の経験を販社顧客への満足度向上にフィードバックするという狙いもありますが、厳しい基準で選抜されたメンバーだけに大きな働きも期待されます。

この日がシェイクダウンということもあって、走行への準備に余念がありません。

ドライバーにとっては2018マシンに初めて触れるということもあり、ペダルのタッチなどを確かめるようにシートを合わせていきます。

そして15時からのシェイクダウン走行。天候はにわかに降り出した雪となりレインタイヤでの走行となりましたが、シェイクダウンメニューを淡々とこなしていきます。

3月22日に日本を旅立つNBRマシン。4月からはニュルブルクリンクに場所を移して熟成作業を進めていき、前哨戦となるVLNレースなどを経て、5月10〜13日のニュルブルクリンク24時間レースを迎えます。

今年はなんとしても優勝!という意気込みを感じるシェイクダウンテストとなりました。24時間の果てに真っ先にチェッカーフラッグをくぐってもらいたい、と言う思いでいっぱいです。

(写真・文:松永和浩)

この記事の著者

松永 和浩 近影

松永 和浩

1966年丙午生まれ。東京都出身。大学では教育学部なのに電機関連会社で電気工事の現場監督や電気自動車用充電インフラの開発などを担当する会社員から紆余曲折を経て、自動車メディアでライターやフォトグラファーとして活動することになって現在に至ります。
3年に2台のペースで中古車を買い替える中古車マニア。中古車をいかに安く手に入れ、手間をかけずに長く乗るかということばかり考えています。
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