「空飛ぶスポーツカー」のHondaJet(ホンダジェット)がカテゴリー・ナンバー1へ

好調なセールスが続くという「空飛ぶスポーツカー」こと、ホンダジェット。「General Aviation Manufacturers Association(GAMA)」の調べによると、「HondaJet(ホンダジェット)」の2017年(1月〜12月)におけるデリバリー数が43機に達したそうです。

これにより「ホンダ エアクラフト カンパニー(Honda Aircraft Company 以下、HACI)」が、小型ジェット機カテゴリーにおいて第1位を獲得したことが発表されました。なお、日本経済新聞によると、ホンダジェットのデリバリーは前年比20機増で、アメリカのセスナ・エアクラフト・カンパニーの主力機「サイテーションM2」を抜いて初めて首位とのこと。

ホンダジェットは、2015年12月、米国連邦航空局(Federal Aviation Administration)から型式証明を取得したのに続き、2015年から2017年にかけて欧州、カナダやブラジルなどでも型式証明を取得しています。

さらに、2018年1月には中国におけるディーラーの稼動が開始されたほか、フランスのエアタクシーサービス提供会社の「Wijet S.A.(本社:フランス・パリ)からじつに16機のオーダーを獲得したそうです。

ホンダジェットは、主翼上面のエンジン配置(Over-The-Wing Engine Mount)形態や自然層流翼型、一体成型複合材胴体などのホンダ独自開発技術により、クラス最高水準の最高速度、最大運用高度、上昇性能、燃費性能、静粛性および室内サイズを実現。これらの高性能に加えて、これまで13区間において、最短飛行時間記録を更新するなど、優れた実用性能も高く評価されているようです。

(塚田勝弘)

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塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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