その内訳について日産のダニエレ スキラッチ副社長が説明しています。プラットフォームを共有するローグ、エクストレイル、キャシュカイは、2017年、グローバルで前年比10%増の1,388千台を販売。これにより、このプラットフォームが最も販売台数の多い日産のプラットフォームになっています。
また、米国で新型アルマーダがリリースされ、中東でパトロールの好調な販売が続いていることで、このプラットフォームの販売はグローバルで79%増加し8万台になったとしています。これは、大型のフレーム型SUVは、未だに世界中のお客さまからの人気が高いことを証明しています。
インフィニティでは、2017年にコンパクトラグジュアリークロスオーバーQX30が年間を通じて販売された1年目となり、その販売台数は前年比97%増の3万2千台に。大型SUVのQX80は、引き続き勢いを維持し、グローバルで2万1千台を販売。
さらに、3月には、インフィニティの中型クロスオーバーQX50が発売されます。新プラットフォームをベースに、業界初の可変圧縮比エンジン「VCターボ」と先進的な準自動運転機能が搭載されています。日本では年内にも新型ジュークの登場が噂されています。SUVブームに対する日産、インフィニティのラインナップは万全のようです。
(塚田勝弘)