DSブランド初のEVモデルは「DS3」の派生モデルである「DS3 クロスバック」であることが分かりました。そしてそのプロトタイプを初めてカメラが捉えました。
撮影は望遠のため、ボディデザインの詳細は不明ですが、昨年公開されたハイエンドモデル『DS7 クロスバック』からインスピレーションを得たエクステリアとなるようです。またPSAグループの次世代「CMP」プラットフォームを採用し、全長約4mのコンパクトな5ドアSUVが予想されています。
DSブランドは、シトロエンから独立したラグジュアリーブランドで、往年の名車『DS』から由来しています。そのDS初のモデルが、2009年に登場した「DS3」でした。その後2010年に『DS4』、2011年には『DS5』を立て続けにリリースし、2015年に「DSオートモビルズ」として単独ブランドへ成長しました。独立によりエンブレムもDS独自の「DSウィンググリル」に変更されています。この流れでDSはEVモデルを積極的に投入するようです。
「DS3 クロスバック」は、中国・東風汽車と共同開発したEV用「e-CMP」シャーシパーツを採用する最初の電気自動車となります。50kWhバッテリーを搭載し、最高出力は115psを発揮、航続距離は450kmとレポートされています。
ワールドプレミアは、2019年3月のジュネーブモーターショーが有力です。ボディサイズから、直接のライバルはアウディ『Q2』となるでしょう。
(APOLLO)