2018年に発売がスタート、もしくは発売が予定されている、あるいは発売が噂されている輸入車をご紹介。まずは1月〜3月から。
BMWが手掛ける電気自動車(EV)である「i3」のマイナーチェンジモデルが1月15日から販売を開始しました。
今回の改良では、フロントバンパーのデザインを変更したほか、LEDヘッドライトを全車に標準で装備。また、リヤバンパーやボディサイドに加飾を施し、先進的な雰囲気が強調されました。
炭素繊維強化プラスチック(CFRP)を用いたボディ構造は健在。その軽くて丈夫なボディのおかげで、0-100km/hは7.3秒を達成。電気自動車で気になる航続可能距離は約390kmと、昨年に登場した新型「リーフ」に迫るほどです。
クルマに興味がない人でもその名を知っているロールス・ロイス。ブランドの象徴である「ファントム」が14年ぶりにフルモデルチェンジされました。
見た目こそ伝統的なロールス・ロイスですが、中身は全面的に刷新されており、新開発のオールアルミ製スペースフレームを採用することでボディ剛性を先代から30%アップしたほか、130kg以上もの遮音材の追加などで「世界で最も静粛なクルマ」を目指したとのこと。価格は5460万円〜。
2012年の北京モーターショーにてコンセプトカーが公開されてから5年を経て、登場が期待されていたランボルギーニのSUV「ウルス」が、遂に日本で発売されました。
ランボルギーニらしい獰猛なルックスはそのままに、大人5人が乗れる空間と616Lの荷室を確保。注目のパワートレーンはランボルギーニ初の4L V8ツインターボ(650ps/850Nm)に8速ATを組み合わせ、100km/hまでわずか3.6秒で加速し、最高速度は305km/hを達成すると言います。価格は2779万9200円。
「XC90」の日本導入から好調が続くボルボ。2018年に販売するモデル第1号が「XC40」です。小型車向けに開発した新プラットフォーム「CMA(コンパクトモジュラーアーキテクチャー)」を採用し、SUVでありながら都会の街並みでも取り回しに苦労しないサイズを実現。
なお、「XC90」や「XC60」と上級モデルにも装備される9インチタッチディスプレイや16種類の安全装備「インテリセーフ」を備えるなど、リーズナブルなモデルとは思えないほどの充実ぶりにも注目とのこと。すでに300台限定での予約注文を受け付けており、価格は559万円。
「メルセデス・ベンツ CLS」と「BMW 6シリーズ」と並んで4ドアクーペとして人気が高い「A7スポーツバック」。初登場は2010年に遡るものの、その姿はいまなお目を惹くほどスタイリッシュですが、昨年遂にフルモデルチェンジが発表されました。
先進さを増したボディの内側に収まるパワートレーンは、3.0L V6(340ps/500Nm)と7速DCTで、駆動方式は4WDの「クワトロ」。新開発のマイルドハイブリッドシステムと組み合わせて、よりスムーズで力強い走りを実現していると言います。欧州では2月から販売が予定されていることから、日本上陸も間近かもしれません。
(今 総一郎)
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