トヨタが2018年の東京オートサロンで初公開した、GRブランド初のオリジナルスーパーカー「GRスーパースポーツコンセプト」が、市販化へ向け動き出している可能性があるようです。
コンセプトモデルは、WEC(世界耐久選手権)に参戦中のレーシングマシン「TS050」とほぼ同じパーツで構成された次世代スーパーカーのため、より市販モデルに寄せたデザインを予想してみました。
フロント部分は、サイドのウレタンを全面に出して空力を向上させた上で、LEDデイタイムランニングライトを装備しています。ヘッドライトはボディに合わせ2分割に。サイドは大きくえぐられたラインをそのままに、大型エアスクープを備えています。またウィンドウは実用性を高め大型化しています。リアウィングは、レーシーなコンセプトモデルとは異なる抑えたデザインで、ボディと一体化させより流線型を強調させました。
パワートレインは、2.5リットルV型6気筒ツインターボエンジンにレース用ハイブリッドシステムTHS-Rを組み合わせ、最高出力は800psから1000ps程度が期待出来そうです。レーシングカーのシステムを搭載したスーパーカーと言えば、メルセデス『AMGプロジェクトONE』が直接のライバルとなりそうです。
市販化は2020年を想定しています。恐らく500台以内の限定として、7千万円クラスの高級モデルの誕生と思われます。
(APOLLO)
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