市場が近くに無い地域の救世主になるか?自律移動型マーケット「ロボマート」とは

米ラスベガスで先頃開催された世界最大級の技術見本市CES(Consumer Technology Association)において、欧米のスタートアップによる無人運転車を使った自動配達サービスに注目が集まりました。

その一つが移動しながら無人で食品を販売する「ロボマート(Robomart)」。自律移動型EVによる食品雑貨店で、顧客の玄関先まで商品を届けてくれます。車両側面には食品店のように商品棚が並んでおり、野菜や果物も販売できるよう、冷蔵/保温システムを装備しています。

商品棚には50~100品目の商品を並べることが可能で、利用者は専用アプリでロボマートの陳列ドアを開け、野菜や果物をピックするだけで自動的に課金される仕組み。

ロボマートの航続距離は約130kmで、巡航速度は40km/h。大手スーパーマーケットなどにリースする計画のようで、同サービスが日本でも実現すれば、近隣に市場が無い地域などで買い物の利便性が向上しそうです。

Avanti Yasunori・画像:Robomart)

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ロボマート
https://www.robomarts.com/

この記事の著者

Avanti Yasunori 近影

Avanti Yasunori

大手自動車会社で人生長きに渡って自動車開発に携わった後、2011年5月から「clicccar」で新車に関する話題や速報を中心に執筆をスタート、現在に至る。幼少の頃から根っからの車好きで、免許取得後10台以上の車を乗り継ぐが、中でもソレックスキャブ搭載のヤマハ製2T‐Gエンジンを積むTA22型「セリカ 1600GTV」は、色々と手を入れていたこともあり、思い出深い一台となっている。
趣味は楽器演奏で、エレキギターやアンプ、エフェクター等の収集癖を持つ。
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