【新車】今どきの教習車ってどんな装備が付いている? トヨタが新型教習車を発表

1972年生まれの私が免許を取得した大学1年生の頃はAT限定免許はなく、パワステはありましたが、ノンパワーの重ステの教習車もありました。また、AT車もあったものの、コンベンショナルなトルコン付ATで、CVT車もありませんでした。

2018年2月1日、トヨタが新しい教習車「トヨタ教習車」を発売しました。セダンのカローラ・アクシオをベースに、教習生に配慮した工夫が随所に施されています。

まず、教習生が不安を抱きそうな視界に関しては、フロントピラーの形状を細くすることにより、ワイドで良好な運転視界を実現。

内装では、位置感覚の目安となるセンターマークをインパネ中央に配置するとともに、体格に合わせたドライビングポジションの設定を可能にすることで、正しい運転姿勢での安全教習に貢献するとしています。

また、指導員が指導しやすいように、教習生の運転を確認するための指導員用インジケーターランプ(サイドターン&ブレーキ)、後方視界を確保する指導員用ドアミラーなどを標準装備することで、教習車としての機能を向上。

もちろん安全、安心への配慮も抜かりはありません。周囲のクルマから見やすい、被視認性の高いLEDランプ付リヤコンビネーションランプやハイマウントストップランプが採用され、急ブレーキをかけた際にハザードランプが自動的に点滅する緊急ブレーキシグナルが搭載されています。

ボディカラーは、「スーパーホワイトⅡ」、「シルバーメタリック」、「ブラックマイカ」、「アバンギャルドブロンズメタリック」の4色で、販売店装着オプションも多数設定されているそうです。エンジンは1.5Lで、駆動方式はFFのみ。価格は5MTが1,875,960円、CVTが1,942,920円です。

(塚田勝弘)

この記事の著者

塚田勝弘 近影

塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
続きを見る
閉じる