毎年、12月から3月にかけて北欧には多数の開発車両が寒冷気候テストにやってきます。そして時には意外な車両と出くわすこともあります。今回捉えたのは、ドイツのキャンピングメーカー、ハイマーの旗艦モデルです。
キャッチしたのは、メルセデスベンツのコマーシャルバン『スプリンター』新型のアーキテクチャーをベースにする、同社のフラッグシップモデル『スターライン』新型の開発車両。グリルやエアダクト、テールライトが刷新されているようです。実は約1年前にもテストミュールを目撃していますが、今回は生産型のラジエーターグリル、バンパー、ヘッドライトなどが装着されています。
パワートレインは、7速ATと組み合わされる2.2リットルエンジンを搭載し、最高出力は230ps程度へ引き上げられます。新車価格は2千5百万円を超えると思われますが、中古を狙うのも一つの手でしょう。
「スターライン」は、全長は8m、全幅2.35m、全高3.07mと大人4名が余裕で楽しめるスペースを提供してくれます。室内は豪華リビングを始めシャワールーム、シックなトイレ、スカイルーフを眺めるシングル&ダブルベッド、トリプルコンロなどが基本設置され、オプションでさらに充実した室内を作ることも可能なようです。
発売は2019年で、日本には2020年にも正規輸入予定です。
(APOLLO)