先進運転支援機能充実の新型VW「ジェッタ」、日本市場再導入の可能性は?

フォルクスワーゲン(VW)が日本でも2010年まで販売していた中型セダン「ジェッタ(JETTA)」。

同社は米デトロイトモーターショー2018において、7代目となる新型ジェッタを公開。衝突事故などの可能性を事前に検知して回避する先進運転支援システム「ADAS」(Advanced Driver Assistance System)の搭載を発表しました。

2015年秋にVWによるディーゼル車排ガス不正問題が発覚。その後販売が低迷しましたが、翌秋には販売が急速に回復。今後3年間で北米に33億ドル(約3,700億円)の投資を計画するなど、積極的な北米展開を予定。

その基幹モデルとなる新型「ジェッタ」では、内外装デザインを米国ユーザーのニーズに合わせて開発したそうで、車両のスリーサイズは、全長4,702mm×全幅1,799mm×全高1,459mm、ホイールベースが2,686mmと、上級モデルのパサートに迫っています。

交通状況に応じて自動的に加減速を行う「アダプティブクルーズコントロール(ACC)」に加え、追い越し時に死角に入る車両との衝突を警告するフロントアシスト(モニタリングシステム)や、ブラインドスポットセンサー等を標準装備。

先進運転支援システムを充実させた新型「ジェッタ」は、第1四半期にメキシコ市場に、第2四半期に米国市場へそれぞれ導入される模様で、今後の日本市場への導入再開の可能性についても注目されます。

Avanti Yasunori・画像:Volkswagen)

【関連リンク】

VW JETTA
http://www.vw.com/models/jetta/

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Avanti Yasunori

大手自動車会社で人生長きに渡って自動車開発に携わった後、2011年5月から「clicccar」で新車に関する話題や速報を中心に執筆をスタート、現在に至る。幼少の頃から根っからの車好きで、免許取得後10台以上の車を乗り継ぐが、中でもソレックスキャブ搭載のヤマハ製2T‐Gエンジンを積むTA22型「セリカ 1600GTV」は、色々と手を入れていたこともあり、思い出深い一台となっている。
趣味は楽器演奏で、エレキギターやアンプ、エフェクター等の収集癖を持つ。
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