ジープ・ブランドの最上位SUVであるグランドチェロキーに、6.2L V8エンジンを積んだモンスターSUVが加わりました。1月25日から受注が開始された「グランドチェロキー・トラックホーク」は、ジープならではの高いオフロード性能はもちろん、レーシングトラックにおける走行性能をも追求した究極のハイパフォーマンスSUVを謳っています。
エンジンは、6.2LのV8スーパーチャージャーを搭載し、最高出力527kW(707hp)、最大トルク875Nmというスペックにより、0-60マイル加速は3.5秒、最高速度は180mph(約290km/h)に到達。
ハイパワー化に対応すべく足まわりも強化されています。ブレンボ製ブレーキキャリパー(フロント6ピストン、リヤ4ピストン)および大径ディスクブレーキ、ビルシュタイン製の可変減衰力機能付(アダプティブダンピング)サスペンションを搭載。優れた操縦安定性と制動力を得たとしています。
外観は、大開口タイプのフロントバンパーやリップスポイラー、イエローのペイントが施されたブレーキキャリパーを備え、高性能モデルとしての存在感を強調。
内装は、標準のスエード・ナッパレザー(ブラックまたはブラック/セピア)のほか、ラグーナレザーシートも用意されます。さらに、第4世代「Uconnect システム(Apple CarPlay、Android Auto対応)」によりインフォテインメント機能も強化されています。
ボディカラーは、ビレットシルバーメタリックC/C、ブライトホワイトC/C、ダイアモンドブラッククリスタルP/C、グラナイトクリスタルメタリックC/C、アイボリートライコート、レッドライン2コートパール、ライノーC/C、トゥルーブルーP/C、ヴェルヴェットレッドP/Cを用意。
6.2L V8エンジンに組み合わされるトランスミッションは8AT。タイヤは295/45ZR20 BSW ALL SEASON(ピレリ製)となっています。車両価格は12,300,000円で、パールコート塗装は54,000円高、ラグーナレザー仕様は648,000円高になります。
(塚田勝弘)