【オートモーティブワールド2018】豊田通商グループが2人乗りの小型EV「リバーストライク」を出展

2017年4月に誕生した「ネクスティ エレクトロニクス」は、豊通エレクトロニクス、トーメンエレクトロニクスの2社が合併した会社。両社が持つ技術やグローバルネットワークを活かして、豊田通商グループのエレクトロニクス事業中核企業としての役割を担っています。

同社は自動運転に向けたカーエレクトロニクス等を手掛けており、1月17日〜19日にかけて東京ビッグサイトで開催された「オートモーティブワールド2018」では、前輪2輪/後輪1輪の小型EV「リバーストライク」を出展しました。

市販車をベースに電動化したコンバートEVで、スリーサイズは全長:2,650㎜、全幅:1,300mm、全高:770mmで、車両重量は300kg。

搭載モーターの定格出力は4.4kw、最大出力 11.7kw、リチウムイオンバッテリーの容量は10kwh、総電圧50.4V。一充電あたりの航続距離は160kmで、最高速度は 100km/h。側車付軽二輪扱いで2人乗りによる公道走行が可能となっています。

今回「ネクスティ エレクトロニクス」が出展したリバーストライクには、同社の技術力、開発力をアピールすべく自社開発製品(充電器、制御ソフト、パワーコントローラー等)が搭載されており、来場者からの注目度も高く、今後の市販化に向けた動きが注目されます。

(写真・文:Avanti Yasunori

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ネクスティエレクトロニクス
http://www.nexty-ele.com/

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Avanti Yasunori

大手自動車会社で人生長きに渡って自動車開発に携わった後、2011年5月から「clicccar」で新車に関する話題や速報を中心に執筆をスタート、現在に至る。幼少の頃から根っからの車好きで、免許取得後10台以上の車を乗り継ぐが、中でもソレックスキャブ搭載のヤマハ製2T‐Gエンジンを積むTA22型「セリカ 1600GTV」は、色々と手を入れていたこともあり、思い出深い一台となっている。
趣味は楽器演奏で、エレキギターやアンプ、エフェクター等の収集癖を持つ。
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