2010年に初代モデルがデビュー、2017年にはフルモデルチェンジを果たした日産の100%電気自動車「リーフ」が、グローバルでの累計販売が30万台を超えたことが日産自動車より発表されました。
これは量産型の電気自動車としては世界で最も売れているといえる数字。車両の電動化、ゼロ・エミッション化に注目が集まる昨今ですが、世界でもっとも実績のある電気自動車は日産・リーフというわけです。
まさに金字塔であり、電気自動車のトップランナーとして次のステージを目指すリーフ。日産自動車副社長のダニエレ・スキラッチ氏は、今回の発表にあたり次のようにコメントしています。
「この販売台数は、『日産リーフ』が世界で最も先進的なクルマであり、最も幅広いお客さまにお届けできていることの証明です」
「新型『日産リーフ』は、ニッサン インテリジェント モビリティの象徴です。エキサイティングなドライビングと革新的な所有体験により、より良い社会の実現に貢献します。そして、新型『日産リーフ』は、日産のEVリーダーシップをさらに強化していきます」
欧州、とくにドイツからのEVシフト・キャンペーンによって、まるでドイツ勢がリーダーシップをとっているように思ってしまいがちですが、電気自動車におけるリーダーとして実績を積み重ねている日産の自負がこうしたコメントからもヒシヒシと感じられます。
(山本晋也)