自販連(日本自動車販売協会連合会)、全軽自協(全国軽自動車協会連合会)が5日に発表した昨年の国内新車販売台数は、登録車が339万台(前年比+4.5%)、軽自動車が184.3万台(同+6.8%)となっています。
国内の軽自動車を含む新車販売が前年実績を上回るのは3年ぶりで、登録車ではトヨタ自動車が「C-HR」や「Vitz」などが販売を伸ばし、軽自動車ではホンダ「N-BOX」やダイハツ「ムーヴ」、スズキ「ワゴンR」などの販売好調により、2015年春の軽自動車税増税以降、長らく続いた低迷から抜け出した形になっています。
グラフからもわかるとおり、2017年は登録車よりも軽自動車の伸びが目立つ一年でしたが、2018年は登録車、軽自動車共に楽観視できない状況になりそうで、安全装備等で先進性を打ち出した新型車で需要を喚起するなどの積極戦略が必要になりそうです。
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