BMW・3シリーズ次期型にも設定されるハードコアモデル『M3』のプロトタイプを、初めて鮮明に撮影することができました。
前回と異なり、今回はフロントやサイドなども撮影しています。ヘッドライトはダミーですが、大型のラジエーターグリル、サイドスカート、トランクリッドスポイラー、クワッドエキゾーストパイプが装着されています。またホイール・エクステンションを付けており、トレッドが拡大されると思われます。
注目はそのパワートレインです。3リットルユニットが大幅に進化し、「ウォーターインジェクションシステム」を搭載。欧州メーカーが力を入れる「48Vマイルドハイブリッドシステム」が組み合わされると予想されます。
ポピュラーなハイブリッドに対し低コストで高燃費な上、ブースト機能によりパワフルな走りを実現し、今では「欧州標準」と言えそうです。このシステムにより「M3」次期型は500psの最高出力を発揮します。BMWは2025年までに全車に12V及び48Vのマイルドハイブリッドを設定すると発表しています。
次期型では「CLAR」アーキテクチャーを採用し、アルミニウムと高強度銅によりねじれ剛性が高められると共に軽量化が期待できます。BMWこだわりの前後重量配分50 : 50を維持しながらより低い重心とされるようです。
ワールドプレミアは2019年とされ、「M3 ツーリング」の登場も間違いないようです。
(APOLLO)