【新車】レクサスRC/RC Fが一部改良。予防安全パッケージ「Lexus Safety System +」を標準化し、安全性を向上

11月30日、レクサスのミドルサイズクーペであるレクサスRC、RC Fが一部改良を受けました。2014年に投入されたRCは、レクサスLCが出るまでスポーティなスタイリングや走りなどで同ブランドのスポーティかつスタイリッシュなイメージを牽引してきた1台。

さらにRC Fは、RCをベースに高出力エンジンやトランスミッション、サスペンション、空力パーツといった数多くの専用装備が採用されていて、パフォーマンスを追求した「Fモデル」の高性能クーペとして、レクサスのスポーツイメージのリード役になっています。

今回の一部改良では、予防安全パッケージ「Lexus Safety System +」が標準装備化されたのがトピックス。

同安全パッケージは、歩行者検知機能付衝突回避支援タイプ「プリクラッシュセーフティ」、車線逸脱による事故の予防に貢献する「レーンディパーチャーアラート(ステアリング制御機能付)」(LDA/Lane Departure Alert)、歩行者や自転車などの早期発見に効果を発揮するロー/ハイビームの自動切替機能である「オートマチックハイビーム」(AHB/Automatic High Beam)、設定車速内で先行車の車速に合わせて速度を調節することで、一定の車間距離を保ちながら追従走行する「レーダークルーズコントロール(ブレーキ制御付)」からなっています。

ほかにも、ナビディスプレイが10.3インチに拡大され、視認性を向上。さらに、ドライブモードセレクトに「CUSTOM」モードが新設定され、パワートレーンやシャシー、空調の各制御の組み合わせが自由に選択できることで、ドライバーの嗜好に応じた走りに対応。

また、RCの「RC350」に3.5Lエンジンの「2GR-FKS」が採用され、従来の力強く爽快な走りはそのままに燃費を向上。また、レクサスのターボエンジン搭載ラインアップ充実により、グレード名が「RC200t」から「RC300」に変更されています。

さらにRC Fには、ブラインドスポットモニター(BSM/ Blind Spot Monitor)とリヤクロストラフィックアラート(RCTA/ Rear Cross Traffic Alert)が標準設定されています。

ボディカラーは、新採用の「ネープルスイエローコントラストレイヤリング」を含む全8色を用意。価格はRCが5,300,000円〜6,902,000円。「RC F」が9,824,000円、「RC F Carbon Exterior package」が10,594,000円です。

(塚田勝弘)

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塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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