マツダが目指しているのは、独自のプレミアム性。開幕したロサンゼルスモーターショー(LAオートショー)2017において、マツダモーターオブアメリカの毛籠 勝弘(もろまさひろ)CEOは次のように述べました。
「マツダプレミアムを目指している」とお伝えし始めて数年が経ちました。マツダが言う「プレミアム」とは、プレミアムブランドのような高価格で販売するという意味ではありません。一つ上のクラスとの競合に値しながら購入しやすい価格のクルマを、そして乗って楽しい経験を提供することで、お客さまとの間に深い絆を築くことです。
そうした「マツダプレミアム」を表現する最新モデルが、ここLAオートショーで世界初公開となる「Mazda6(日本名:マツダアテンザ)」です。
内外装でマツダらしいプレミアム性をアピールしているのは、ひと目で伝わってきます。また、新しくなる「Mazda6」は、同社のセダンとして初めて「SKYACTIV-G2.5T」ガソリンターボエンジンを設定することもトピックです。
さらに、「CX-5」と同様に「SKYACTIV-G2.5」ガソリンエンジンに気筒休止システムを採用するほか、全車速追従機能付きのマツダ・レーダー・クルーズ・コントロールや360°ビュー・モニターを採用するなどドライビングアシストや先進安全の面でもフラッグシップにふさわしいものとなっています。
発売は2018年春の予定。その頃には、もっと詳細なスペックが公表されることでしょう。
(文:山本晋也 写真提供:マツダ)