マツダブースに展示されているロードスターは2台。1台はマシングレー・メタリックのソフトトップ、もう1台は赤いRFだ。
この2台、意匠的なデザイン変更がないので通常の市販車だと勘違いしてスルーしそうになってしまうかもしれない。でもそんな気持ちをこらえて立ち止まりじっと見てほしい。実は現在のカタログモデルにはない仕様なのだ。
マシングレーのボディを纏う「レッドトップ」はダークチェリー色のソフトトップが特別。インテリアもオーバーン(赤褐色)のナッパレザーで仕上げられており、大人の色気を感じさせる。どうやら特別仕様車として販売されそうな気配だ。
赤いRFは、赤い色自体がポイント。現行モデルの赤は「ソウルレッドプレミアムメタリック」だが、このクルマはCX-5などに採用されている“新しい赤”の「ソウルレッドクリスタルメタリック」で塗られているのだ。
こちらはそう遠くないうちにおこなわれる年次改良で、赤色の変更がおこなわれるようである。また2トーンルーフの採用を拡大し、レザーシート装着車にはシートヒーターは標準採用されるようだ。
(工藤貴宏)