山菜から海産物まで!? 東西「珍」ソフトクリーム食べ比べ(東本州編)【車中泊女子の全国縦断記】

ご当地ソフトクリームは数あれど、中でも珍しいフレーバーに目がない筆者。山のものから海のもの、「えっ こんなものまで?!」と驚くようなフレーバーでも見つけたら食べずにはいられないチャレンジャーです。

今回は厳選に厳選し、北海道、四国、九州・沖縄をのぞく東本州/西本州それぞれの珍ソフトクリームをご紹介します。※価格などは2017年10月現在のものです。

【ワカメソフトクリーム】(280円)

道の駅やまだ
住所■岩手県下閉伊郡山田町船越6-141
電話■0193-89-7025
営業■9:00〜18:00、軽食コーナーは9:30〜16:30
定休■不定休

山田町の名産、ワカメをふんだんに使用しています。2005年に初めて食べたときは生臭くてダメでしたが、格段に美味しくなってました!

ワカメを乾燥させて粉末にするなど、工夫されたようです。

【モロヘイヤソフトクリーム】(300円)

道の駅おおさと
住所■宮城県黒川郡大郷町中村字北浦51-6
電話■022-359-2675
営業■9:00〜18:00
定休■12月30日〜1月4日

モロヘイヤ特有の粘りがないので、おそらく粉末化したものを使用していると思われます。ザラつきは感じませんが、たまに氷のツブが混じっていてシャリっとした食感です。

葉っぱ独特の味はソフトクリームの甘味に負けずに主張しております。苦みの強い抹茶という感じ。ボリュームがあり食べ応えも満点。

【和紙ソフトクリーム】(350円)

アイス工房 ツースリー
住所■福島県二本松市下川崎字上平33-1
電話■0243-61-3240
営業■10:00〜18:00(12/1〜2/28は10:00〜17:00)
定休■年末年始

道の駅 安達(上り線)に併設の、手づくりアイス『アイス工房 ツースリー』にて販売。和紙の原料になる楮(こうぞ)を使用しています。葉っぱ系でもお茶葉とは明らかに違い、独特のやわらかな風味が後を引きます。写真はサービスしてくれたのでこの大きさ。

道の駅併設の【和紙伝承館】では、手漉き和紙体験ができます。

【行者ニンニクソフトクリーム】(380円)

鈴ひろ庵
住所■埼玉県秩父市荒川日野538-1
電話■0494-54-0022(道の駅あらかわ)
営業■夏季 9:00〜17:00/冬季 10:00〜16:30
定休■12月24日〜1月1日

道の駅あらかわに隣接する喫茶・軽食【鈴ひろ庵】にて販売しています。地元産の行者ニンニクをピューレにしてバニラソフトにトロ〜リ。バニラソフト自体が濃厚で満足感たっぷり! でも、行者ニンニクの後味がいつまでも残るので、負けてしまいます。行者ニンニクのラスクはオマケしてくれました。

他にも他にもトッピング形式でルバーブ/あずき/キウイ/ブルーベリーなど季節のフルーツをふんだんに使用したソフトクリームを提供しています。

【シルクソフトクリーム】(360円)

道の駅とよとみ
住所■山梨県中央市浅利1010-1
電話■055-269-3423(ふるさとカフェ「シルク」)
営業■9:00〜18:00
定休■第3月曜日(祝日の場合は翌日)、12月31日〜1月1日

「シルクの里」として有名で、道の駅内でもシルク製品を数多く取り揃えています。ソフトクリームには食用シルクパウダーを配合。

特に変わった味がすることも舌にザラつきがあるということもなく、上品で、とても濃厚なソフトクリームです。白みそソフトクリームもあり、どちらにするか迷います!

【しろえびソフトクリーム】(350円)

きっときと市場
住所■富山県射水市海王町1
電話■0766-84-1233
営業■9:00〜17:00(テナントにより変動あり)
定休■無休(テナントにより変動あり)

言わずと知れた、富山名産・白エビを練り込んだ、これぞご当地変わり種ソフトクリーム!

ただソフトクリームに白エビ(焼いてあります)が乗っているというだけでなく、クリームにも練り込んであるところや、ワッフルコーンなのも嬉しい。これで350円という価格設定は、観光地としても珍しく良心的。

ソフトクリームにしてはしっかりと凝固していて、ずっしりと重みがあります。白エビの味はあまり感じません。トッピングの焼き白エビには塩気があり、ソフトクリームの甘味と合います。生臭さはありません。

次回は西本州編、もっとレアなソフトクリームが登場しますよ!

(松本しう周己)

この記事の著者

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松本しう周己

高校は美術科を卒業し、印刷会社のデザイン部に就職するも2年足らずで退職してフリーターに。主にコンサート・イベント関係で全国を駆け回る。その後、なぜかウェブデザインの道へ。仕事としては車との接点はまったくないが旅行好きでドライブ好き、20年前から道の駅などで車中泊していた。
「ネットを通して仕事ができれば、どこにいても構わないのでは」と、2005年、ついにキャンピングカーを自宅兼仕事場としてしまった。根は機械オンチなため、日進月歩の日々。
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