【新車】航続可能距離は301km!EVの「フォルクスワーゲン・e-ゴルフ」が499万円で発売開始。

EVのキモとなる駆動用リチウムイオンバッテリーは、セルの性能向上によりサイズを変えることなく35.8kWhに強化されています。最大出力は100kW(136ps)、最大トルク290Nmの電気モーターを搭載。

駆動用バッテリーは前後のバランスを考え、重量物のバッテリーを床下に搭載。低重心で安定感のあるEVらしい走りを実現ています。さらに、ユニークなドライビングプロファイル機能も用意されています。

4段階に調整可能なブレーキエネルギー回生システムがそれで、通常の「D」レンジでは、走行抵抗を大きく減らすコースティング(滑走)走行になり、シフトレバーを左に倒して「D1」、「D2」、「D3」の順でシフトすると、回生ブレーキが強くなり、より積極的に充電。さらに、シフトレバーを「B」に入れると回生ブレーキの利きが最大になるそう。

EVで気になる航続可能距離についても、モーターの出力やエアコンの制御を状況により「ノーマル」、「エコ」、「エコ+」という3つのモードから選択が可能。モードを変えることで、エコからアクティブな走りまでチョイスできます。

見た目では、ブルーの挿し色やC字型LEDポジショニングランプ(フロント)を採用することで、フォルクスワーゲンのEVシリーズであることをさり気なく主張。消費電力の少ないLEDヘッドライトも標準装備されます。

「e-ゴルフ」の価格は499万円。インターネットの専用サイトからの申し込みで、10月19日から12月25日までの期間限定受注。納車は今年末から開始されます。なお、購入時のCEV補助金(「平成29年度クリーンエネルギー自動車導入事業費補助金」)は、航続可能距離が301kmですので30万1000円となっています。

(塚田勝弘)

【関連リンク】

「e-Golf」スペシャルサイト
http://golf.volkswagen.co.jp/e-golf/

この記事の著者

塚田勝弘 近影

塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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