2017年の自動車業界の流行語大賞があるとすれば「EVシフト」を推したくなるほど、新聞やTVなどを賑わせています。
しかし、EVのオーナーの中には、ガソリンスタンドに行かずに済むなどの利便性を実感する反面、簡単には「シフト」しないのでは? という感想を抱く方もいるかもしれません。
一部の高級EVをのぞき、通勤や買い物などの短距離なら十分まかなえる一方で、長距離だと何度も急速充電を繰り返さなければ目的地に到着できず、帰ってくることもできません。
400kmに延びた新型日産リーフも実電費は、巡航速度や勾配、外気温などによって異なるでしょうが、短いと半分程度になる可能性も考えられます。また、急速充電に30分程度はかかるという時間面の課題もあります。