【東京モーターショー2017】トヨタ自動車が「未来の愛車」をカタチにしたガルウイング仕様のEVコンセプトカーを出展

大開口を確保できるガルウィングと乗降口にスライドする電動シートを採用。車いすユーザーが不安に感じる車いすからの乗降を容易にしています。また、ガルウィングの開閉を利用して車いすの積み下ろしをサポートし、簡単に車いすを後部に収納できるようシートの作動などを工夫。

ステアリングやアクセル/ブレーキペダルが不要なジョイスティックを採用。車両サイズは車いすユーザーが一般的な1台分の駐車スペースに駐停車かつ乗降可能なサイズとし、運転時および駐停車時の操作性を追求しています。

インストルメントパネルの大型ディスプレイには「TOYOTA Concept-愛i」シリーズの特徴である「人を理解する」エージェントを配置。バリアフリー情報など、快適な外出をサポートする情報を能動的に提供。

走行時には運転席をセンターにレイアウトし、駐停車時は自動駐車機能により運転支援を行うなど、車いすユーザーのみならず高齢者など誰でも「安全・安心」に運転できるモビリティとなっており、シェアリングサービスでの活用も想定しているそうです。

Avanti Yasunori・画像:TOYOTA)

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この記事の著者

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Avanti Yasunori

大手自動車会社で人生長きに渡って自動車開発に携わった後、2011年5月から「clicccar」で新車に関する話題や速報を中心に執筆をスタート、現在に至る。幼少の頃から根っからの車好きで、免許取得後10台以上の車を乗り継ぐが、中でもソレックスキャブ搭載のヤマハ製2T‐Gエンジンを積むTA22型「セリカ 1600GTV」は、色々と手を入れていたこともあり、思い出深い一台となっている。
趣味は楽器演奏で、エレキギターやアンプ、エフェクター等の収集癖を持つ。
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