【新車】新型リーフ発表を聞いた旧型オーナーの心のボヤキ その1「買ってみてわかった、電気自動車がある生活とは?」

「新型リーフ2017年10月2日から販売開始」と発表されました。

次期型リーフなんてまだ先だろ?とボーっとしていたら、発売がもう目前に迫っており、不意を突かれてしまいました。まあ不意を突かれたといっても、何も影響があるわけではないのですが、興味に反して、心の中の動揺を隠せません。

我が家には、2015年式の現行リーフ(正確にはすでに旧型ですが…)があります。2015年のマイナーチェンジで後期型になり、バッテリー容量が24kWh⇒30kWhと25%も増え、メーカー発表の航続距離280kmというモデルです。

「税金補助の締め切り間近、今なら安く買えます!いくら走っても充電は定額1000円です!」という、当時のカーライフアドバイザーさんの気迫に押されて、また、物珍しいクルマに興味があったことで、意を決して新車購入しました。

ボディカラーは、ブリリアントホワイトパール。ブリリアントなんていう、なんとも豪華な名前ですが、実物は普通のホワイトパールなのでした。それでも、クルマを見るたびに、「フフフ、、4万3200円のオプション色なんだぜ」と、毎度ボディを撫ぜたくなる、そんなお気に入りです。

リーフに限らずに、フルモデルチェンジで新型が出るとなると、旧型オーナーの内心は尋常ではなく、動揺をするのではないでしょうか。

私も、ポーカーフェイスを維持するので精一杯。モデルチェンジはうれしいのだけど、内心は劇的な改善はしないでほしい、、、なぜなら悔しいから。

新型の情報をこっそりと調べてみては、「あの部分は旧型と同じなんだね。ここは旧型の方が良かったよね。」と、あら捜しをせずにはいられません。ディーラーに行ってみては、「どれどれ、新型は旧型よりどれだけ良くなったんだね?私に見せてみなさい。」髭はないけれど、あごヒゲを撫ぜるまねをして、EV通をアピールする。ああ恥ずかしい、私もそんな心の狭いユーザーの一人なんです。

この記事の著者

Kenichi.Yoshikawa 近影

Kenichi.Yoshikawa

日産自動車にて11年間、操縦安定性-乗り心地の性能開発を担当。スカイラインやフーガ等のFR高級車の開発に従事。車の「本音と建前」を情報発信し、「自動車業界へ貢献していきたい」と考え、2016年に独立を決意。
現在は、車に関する「面白くて興味深い」記事作成や、「エンジニア視点での本音の車評価」の動画作成もこなしながら、モータージャーナリストへのキャリアを目指している。
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