マセラティ初のクロスオーバーSUV『レヴァンテ』の高性能モデルと思われるプロトタイプを、初めてカメラが捉えました。新型モデルラッシュのフランクフルトモーターショーを横目に、次なるカーショーへの準備が始まっているようです。
捉えた開発車両は、フロントとリア部分だけにカモフラージュが施されています。その擬装の下には、専用のバンパー、大径エアインテーク、リアデュフューザ、専用チューンのサスペンション及び高性能ブレーキ、エアアウトレットも装備される可能性があります。
ライバルをBMW『X5M』とするこのハイパフォーマンスモデルのパワートレインは、『クアトロポルテGTS』と共有するフェラーリ製3.8リットルV型8気筒エンジンと思われ、最高出力は530psまで高められるほか、0-100km/h加速は4.2秒のパフォーマンスを発揮します。
安全装備では「フォワード コリジョン ワーニング」(前方衝突警告)を始め、「レーン デパーチャー ワーニング システム」(車線逸脱警告システム)などがレヴァンテから引き継ぎ搭載されるはずです。
車名は「レヴァンテGTS」が有力で、ワールドプレミアは2018年初頭と予想されます。
(APOLLO)