香港、パリ、サンパウロ、ニューヨークなど世界の市街地を舞台に開催される全10戦のレースにおいて、最大20台の電動レースカー「I-PACE」が走行する予定。未来のフォーミュラEのシートを狙うドライバーがステアリングを握ることになりそう。
ジャガー・ランドローバーは、英国政府の2040年以降、ガソリン車およびディーゼル車の販売を禁止するという政策もあって、2020年以降すべてのラインアップにハイブリッドまたはBEV(バッテリーEV:ピュアEV)の選択肢を設定するという電動化を公約として、取り組みが強化されています。
高級車ブランドは単にエコなEVだけでなく、レースから市販EVにもノウハウをフィードバックさせることで、プレミアムEVでリードすることが必要になるため、こうした電気自動車によるレースは今後さらに増えそうです。
(塚田勝弘)