グランツーリスモSPORTのPSVR仕様は「リアルを超えた」現実感覚!?【東京ゲームショー2017】

9月21日からビジネスデーが始まった東京ゲームショー2017。会場の幕張メッセは関係者だけのビジネスデーにもかかわらずかなりの入場者が出展されたゲームの試遊に長蛇の列を作っています。

長蛇の列はSONYの出展ブースにあった「グランツーリスモSPORT」も例外ではありません。発売は10月17日を予定しているとのことですが、それが一足先に試せるとあれば長蛇の列も頷けますし、試すために並ぼうという気になるのもよくわかります。

プレイステーション4、いわゆるPS4に対応したグランツーリスモシリーズの最新作であるグランツーリスモSPORT。そのリアルさは説明するまでも無く、ハンドルコントローラーとペダルセットさえ持っていれば、例えシートが動かなくても完全に没頭できてしまうというほどの仕上がり。

今回の出展ブースにはモニター、ハンドルコントローラー、ペダルユニット、そしてBRIDEの本物のレーシングバケットシートを装備した試遊筐体が10台以上も用意されています。乗り込む感じはFIA-GT3マシンに近い感覚。

そして、またもや美麗になった映像。もうリアルとバーチャルの境目が全くわかりません。

筆者も首都高速都心環状線、いわゆるC1外回りコースで試遊させてもらいましたが、ゲーム画面の中には普段走っているC1外回りが本当にそのまま再現されています。なんとなく目印にしているランドマークやビルなど、コースの外にある遠景までもが省略無しにリアルに再現されています!

リプレイ動画などでは、カメラの視点によってボケがあったり、手前に映るクルマが流れていたりするところがまるで映画のよう。この技術を応用すれば首都高を使った派手なカーチェイスシーンなどを実車で撮影する必要がなくなるのではないか?と思えるほどにリアルなのです。

この記事の著者

松永 和浩 近影

松永 和浩

1966年丙午生まれ。東京都出身。大学では教育学部なのに電機関連会社で電気工事の現場監督や電気自動車用充電インフラの開発などを担当する会社員から紆余曲折を経て、自動車メディアでライターやフォトグラファーとして活動することになって現在に至ります。
3年に2台のペースで中古車を買い替える中古車マニア。中古車をいかに安く手に入れ、手間をかけずに長く乗るかということばかり考えています。
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