【ワークスチューニング試乗会】クロスオーバーとしてのほどよいバランス。ニスモが手を入れたエクストレイル

ワークスチューニング・グループとは、NISMO(日産)、TRD(トヨタ)、無限(ホンダ)、STI(スバル)といった、メーカー直系のレーシングテクノロジーを市販車向けのアイテムにフィードバックしている4社が、共同で行なっている活動です。

そのワークスチューニンググループが、群サイの愛称で知られる群馬サイクルスポーツセンターを会場に合同試乗会を開催しました。「日本のニュルブルクリンク」とも呼ばれる荒れた路面とアップダウンの激しいコーナーの続くタイトなワインディングを模したクローズドコースで、各社の実力をアピールしようというイベントです。

試乗会に3台のデモカーを持ち込んだニスモ。その中には開発中・発売前のパーツを装着されたデモカーもありましたが、すべてが市販パーツでまとめられていたのが、「エクストレイル NISMO パフォーマンスパッケージ」です。

●エクストレイルNISMOパフォーマンスパッケージ装着パーツ一覧
スポーツサスペンションキット:10万円(税抜)
スポーツステンレスマフラー:11万8000円(税抜)
エアロキット(塗装済み):23万8000円(税抜)
ルーフスポイラー:5万5000円(税抜)
ダーククロムフロントグリルセンター:1万8000円(税抜)
アルミロードホイールLMX6S(19×7.0J):4万8000円/本(税抜)
マルチファンクションブルーミラー:1万9000円
ドアハンドルプロテクター:2800円(税抜)
フューエルフィラーキャップカバー:5500円(税抜)
オイルフィラーキャップ:6200円(税抜)
フロアマット:3万6000円(税抜)

なお、タイヤはダンロップのグラントレック(225/55R19)を履いていました。

この記事の著者

山本晋也 近影

山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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