初代 日産・リーフの中古車は2015年式以降の高年式車がお得!【中古車選び】

続いてグレードです。最も多いのが191台のX。 2位は30kWhバッテリー搭載のXが149台。3位が上級グレードのGとなっています。狙い目はじっくりと選べるXです。さらに流通台数の多い2016年式、走行距離1万〜2万kmで中古車の価格について調べてみると、99.8万円〜257.8万円となっています。

初代リーフの新車時価格が280万3680円〜401万8680円ですから、登録からわずか1年でかなりリーズナブルとなっているのがわかります。しかも中古車でリーフを購入すると、補助金は出ないので、所有の縛りがないのも魅力です。

リーフは駆動用バッテリーの消耗が気になるところです。前オーナーの使い方によってバッテリーの能力は大きく異なるといわれています。

もし、リーフの中古車を検討されている場合は、販売店に行く前にバッテリーをフル充電してくださいと伝えておくと、そのクルマのバッテリーの能力がわかるので、不安は解消されます。

また有償となりますが、日産のディーラー系販売店であればリーフ独自の保証制度があります。これは新車登録から最大9年もしくは10万kmのどちらか早い方までバッテリーを保証してくれるというもの。このバッテリー保証は容量計が7セグメント以下となったバッテリーおよびEVのパワートレインに相当する部品を保証するというものです。

新型リーフの価格が319万7880円〜401万8680円です。初代リーフの中古車ならが、この3割程度でEVライフを味わうことができます。もし、自宅に充電施設がないという人でも最近は自動車ディーラーをはじめ、公共施設やコンビニ、商業施設に充電器が設置されているのでそれほど不便を感じないのではないと思います。

(萩原文博)

この記事の著者

萩原 文博 近影

萩原 文博

車好きの家庭教師の影響で、中学生の時に車好きが開花。その後高校生になるとOPTIONと中古車情報誌を買い、免許証もないのに悪友と一緒にチューニングを妄想する日々を過ごしました。高校3年の受験直前に東京オートサロンを初体験。
そして大学在学中に読みふけった中古車情報誌の編集部にアルバイトとして働き業界デビュー。その後、10年会社員を務めて、2006年からフリーランスとなりました。元々編集者なので、車の魅力だけでなく、車に関する情報を伝えられるように日々活動しています!
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