安全性を徹底的にテストする動画に超納得! 激安ヘルメット vs SNELL規格の高いヘルメットの結果は…?

バイク乗り初めの頃ってバイク買ったせいでお金が無くて、ヘルメットとかグローブは安いやつ!という流れはそんなに異常じゃないと思います。僕も買ってからしばらくは無名メーカーのフルフェイスを使っていました。

しかし、高いヘルメットとどのくらい違うもんなのか? 徹底検証した動画があるんです!

今回使うヘルメットは激安のフルフェイスとSNELL規格をクリアした高いヘルメット。

高い方のへルメットは日本でも稀に見かける「Scorpion」のヘルメット。フルフェイスとしては安価な方ですが、それでも2万前後が相場のヘルメットです。

激安の方と見た目はほぼ変わりませんがこちらはなんと3000円前後。どう変わってくるんでしょう?

■防水テスト

まずは防水テストから。四方八方から雨を想定した水が噴射されますが、すげえ量!

しかし高いヘルメットは内側まで浸水せず、台風の中を走っても大丈夫そうです!

一方安いヘルメットは中までぐしょ濡れ……早速あからさまな差が出てしまっています。

■飛び石テスト

まぁ雨は嫌だけど、値段が相当安いのでまだわかります。僕もここまではそう思っていました…。

次はエアガンで同じところを打ってみるというテスト。

高いヘルメットでも塗装がハゲました!このエアガン相当な強さです。シールドも打ってみましたがヒビが入るだけで貫通はしません。

お次は安いヘルメット。後頭部に一撃目からまさかの陥没シールドも一発目でぶち抜かれました!!

さすがにこの違いは怖い…。バイクに乗っていて点での衝撃って飛び石くらいしかありませんが、それでも怖すぎますよね。

■研磨テスト

今度はベルトサンダーで外装を削り、何秒で削り切るのか、というテスト。万が一転倒してアスファルトに擦り付けられた時など、このテストと同じ状況になるはずです。

高いヘルメットは削り切るまで26秒。しかしここから先の素材もある程度は守ってくれそうな素材が出てきました。

安いヘルメットは21秒。しかし出てきた素材は薄い発泡スチロール!素材自体の質が悪く、もうあと一歩で内層まで完全に到達してしまいそうです……

■衝撃テスト

最後は中にメロンを入れてアゴ部分をクラブでフルスイングする、というテスト。今までの有り様を見ているとこれもかなり凄そうです。

高いヘルメットは割れはしたものの、形は保っていて中のメロンも無傷。

一方安いヘルメットは…

顎の外装丸ごと無くなりました。スクリーンも割れ、メロンもズタボロ。

恐ろしすぎる実験結果です。他にもいろんな実験を行ったみたいですが、結局安いヘルメットが高いヘルメットに勝つことは一度もありませんでした…。

あんまりうるさいこと言うつもりはありませんが、MotoBe的には最低2万以上のヘルメットのほうが絶対おすすめ。SNELL規格が通ってるだけで全くクオリティが違います