BMWがデイタイムランニングライトを標準化!! ヘッドライト関連の法整備はどうなっている?

2016年10月7日の保安基準改正によりデイライト(デイタイムランニングライト=昼間点灯)が解禁されました。今夏にはアウディが標準化を表明し、BMWも2017年8月31日、今後販売するすべてのモデルでデイタイムランニングライトを標準化すると表明しました。

BMWの場合は、デイタイムランニングライトの標準装備により、イグニッションオンで常時、ヘッドライトのコロナリングが点灯。

昼間の被視認性を高めることで安全性向上に寄与するだけでなく、BMWならではのフロントマスクとして目を惹く「コロナ・リング・ライト」を明るく点灯させることで、存在感を高めるのも狙いとしています。

なお、ヘッドライト関連では、暗所などで強制的にヘッドライトを点灯させるオートヘッドライトが2020年からの新型車に義務化。さらに、国交省、経産省が推進している「セーフティ・サポートカー(サポカーS)」では、「先進ライト(自動切替型前照灯、自動防眩型前照灯又は配光可変型前照灯)」の装着が認定の項目に入っています。

デイタイムランニングライト、オートライトヘッドライトなどの技術の進化、装備面だけでなく、法整備も不可欠で、遅ればせながらようやく安全性向上の環境が少し前進することになります。

(塚田勝弘)

この記事の著者

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塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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