ツインリンクもてぎ20周年セレモニーでタイムトラベルレースを開催。そして重大発表も!

1997年8月の開業以来、今年2017年の8月で20周年を迎えたツインリンクもてぎ。

8月19~20日に行われた2017年 全日本スーパーフォーミュラ選手権 第4戦と2017 MFJ全日本ロードレース選手権 第6戦(JSB1000クラス)という四輪と二輪のビッグレースを併催する「ツインリンクもてぎ2&4レース」は20周年記念大会と位置付けられ、20日のお昼に20周年記念セレモニーが行われました。

セレモニーのスタートを彩ったのは、レッドブルエアレースでもお馴染みの室屋義秀さんによるアクロバットフライト。

イエローの機体が、大空をキャンバスにスモークで描く軌跡は躍動感のある絵画のようで、2週間前に富士で見せたフライトとはまた違った魅力にあふれていました。

フライトで幕を開けた20周年記念セレモニー。日本初のオーバルコースとロードコースを併せ持つサーキットとしてオープンしたツインリンクもてぎはオーバルコースでは2011年までインディジャパン300を、そして1999年から現在にいたるまでオートバイの世界選手権モトGPの日本グランプリを開催しています。

ツインリンクもてぎを運営する株式会社モビリティランドの 山下 晋社長はセレモニーでの挨拶で、このモトGP日本グランプリを2023年まで開催契約を締結した、と重大発表! 全日本ロードレース選手権を観戦に来たバイクファンは歓喜の声を上げます。

続く来賓代表の挨拶として福田富一栃木県知事が登壇。ツインリンクもてぎは栃木県民が世界に誇ることの出来る施設である、として絶賛。栃木を代表する名所、施設のひとつであるとして「栃木100様」にも選出されているとのことです。

来賓の挨拶が終わると、司会のピエール北川さんのカウントダウンにより多数の風船が放たれます。まるで花火のようです。そして始まるのが過去の名車を走らせるというタイムトラベルレースが開催。

この記事の著者

松永 和浩 近影

松永 和浩

1966年丙午生まれ。東京都出身。大学では教育学部なのに電機関連会社で電気工事の現場監督や電気自動車用充電インフラの開発などを担当する会社員から紆余曲折を経て、自動車メディアでライターやフォトグラファーとして活動することになって現在に至ります。
3年に2台のペースで中古車を買い替える中古車マニア。中古車をいかに安く手に入れ、手間をかけずに長く乗るかということばかり考えています。
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