メルセデス『AMG GT』4ドアモデル、市販型プロトタイプを擬装の軽い状態で捉えました。
目を惹いたのは、これまで隠されていたメルセデス最強の証「AMG パナメリカーナ」グリル。『AMG GT-R』やGT3レーサーに採用されている縦基調クロームメッキバーが完全露出しているほか、4分割されたフロントバンパーエアダクトも初めて顔を見せています。
ヘッドライトも薄型で、「AMG GT」とはイメージの異なるフロントエンドとなる可能性があるようです。ただし、ルーフエンドからトランクへはカモフラージュが施されており、この車がポルシェ「パナメーラ」やアウディ「RS5 スポーツバック」のような5ドアになるのかは断定的ではありません。
パワートレインは4リットルV型8気筒エンジンとF1技術を導入する「EQ POWER+」を組み合わせたハイブリッドシステムの可能性が高く、実現すれば最高出力805ps、0-100km/h加速2.8秒のハイパフォーマンスを可能にします。エントリーモデルには、ガソリンエンジンも用意されそうです。
2017年後半にも市販型が公開され、2018年の発売が期待されています。
(APOLLO)