新型トヨタ・カムリが月販目標台数の約4.8倍の好調なスタート。人気の理由は?

新型トヨタ・カムリの発売から1カ月が経ちました。「フルTNGA」を採用し、パワートレーンには新開発の2.5Lダイナミックフォースエンジンにハイブリッドシステムの「THSⅡ」を組み合わせて搭載。何よりデザインにこだわり、好みは人それぞれにしても先代よりも華があるのは十分に伝わってきます。

その新型カムリの受注台数が発表されました。7月10日の発売から1カ月にあたる8月9日時点で約11,500台と、好調なスタートを切っています。なお、月販目標台数は2,400台ですから発表前の予約受注を含むとはいえ、約4.8倍というのは上々といえそうです。

主な好調点は、「ワイド&ローフォルムによるスポーティかつ美しいスタイリング」、「TNGA(Toyota New Global Architecture)」に基づく新開発の2.5Lダイナミックフォースエンジンと新プラットフォームによる優れた走行性能」、「Toyota Safety Sense Pの全車標準装備や、インテリジェントクリアランスソナーの設定など充実した安全装備の採用」。

販売力のあるトヨタですから、2,400台の月販目標台数はモデルライフを通じてクリアするのは最低限のラインとして、セダン復権を実現できるのか今後の販売動向に注目です。

(文/塚田勝弘 写真/小林和久)

この記事の著者

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塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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