ボッシュが電動アシスト自転車用ユニットを日本市場に投入。「Active Line Plus」で市場へ本格参入

アジアパシフィック市場へのさらなる拡大のため、日本市場に参入し、2017年10月に開催される第45回東京モーターショーにおいて、『Bosch eBike Systems』を搭載した自転車を日本国内で初めて出展するそうです。

ボッシュが日本の電動アシスト自転車市場に参入するのは電動アシスト自転車市場の拡大によるもの。ボッシュでは、2011年の東日本大震災の際の公共交通網のマヒの影響などにより、電動自転車は移動手段のひとつとして改めて有用性が認識されたと分析しています。

実際に、震災後の2011年から2016年まで、電動自転車の販売台数は年平均約25%増加していて、さらに市場拡大が見込まれています。「Bosch eBike Systems」は、プレミアムセグメント向け電動アシスト自転車用ユニットで、日本でのサービスパートナーのIntertec Inc. とともに、今後同ユニットが搭載された電動アシスト自転車を販売する店舗に、コールセンター、ワランティ対応、スペアパーツの供給および技術サポートなどの販売サポートを提供するとのこと。

日本には「Bosch eBike Systems」の最新シリーズ「Active Line Plus」が導入されます。Drive Unit(モーター)、PowerPack 300(バッテリー)、Intuvia(ディスプレイ)、Charger(チャージャー)がセットになった電動アシスト自転車用システムで、この最新システムにより静かでスムースなアシストを実現し、快適な乗り心地が得られるそう。

高級電動アシスト自転車に搭載されるというボッシュの「Bosch eBike Systems」の最新シリーズ「Active Line Plus」。自転車の愛好家から注目の的になりそうです。

(塚田勝弘)

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塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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