マイナーチェンジでVモーションの日産フェイスを手に入れたキャブオーバー1BOX「NV350キャラバン」は、装備面でも大きな進歩を果たしています。
従来、バンの2WD車の一部のバリエーションのみに標準設定していた「インテリジェント エマージェンシーブレーキ(自動ブレーキ)」、「VDC(ビークルダイナミクスコントロール)」、「ヒルスタートアシスト」をバン全車に拡大、標準設定されました。仕事で毎日使うクルマにこそ、こうした安全装備は充実されるべきでしょう。
また、小型貨物車4ナンバーバンクラスとしては初めてとなる「インテリジェントアラウンドビューモニター」がメーカーオプションとして設定されました。車体が大きく、最小回転半径も大きめなキャラバンでは使い勝手を大きく向上しています。
実際、建設現場などでは多くの資材などがあるため、車体まわりの安全性を確認できるアラウンドビューモニターは非常に役立つといいます。さらにこのアラウンドビューモニターには「移動物検知機能」も付いており、より安全性が高まっています。
1BOX系ではスライドドアの操作音を低減するためにオートクロージャーが採用されていることが多いのですが、このNV350キャラバンでは、バックドアにもオートクロージャーが採用され、より静かに使えるようになっています。
(諸星陽一)
【関連ページ】
「日産顔」が与えられた日産NV350キャラバンのマイナーチェンジモデル
https://clicccar.com/2017/08/07/499066/