働くクルマの安全性を向上。自動ブレーキなどの安全装備が充実した、日産NV350キャラバンのマイチェンモデル

マイナーチェンジでVモーションの日産フェイスを手に入れたキャブオーバー1BOX「NV350キャラバン」は、装備面でも大きな進歩を果たしています。


従来、バンの2WD車の一部のバリエーションのみに標準設定していた「インテリジェント エマージェンシーブレーキ(自動ブレーキ)」、「VDC(ビークルダイナミクスコントロール)」、「ヒルスタートアシスト」をバン全車に拡大、標準設定されました。仕事で毎日使うクルマにこそ、こうした安全装備は充実されるべきでしょう。

また、小型貨物車4ナンバーバンクラスとしては初めてとなる「インテリジェントアラウンドビューモニター」がメーカーオプションとして設定されました。車体が大きく、最小回転半径も大きめなキャラバンでは使い勝手を大きく向上しています。

実際、建設現場などでは多くの資材などがあるため、車体まわりの安全性を確認できるアラウンドビューモニターは非常に役立つといいます。さらにこのアラウンドビューモニターには「移動物検知機能」も付いており、より安全性が高まっています。

1BOX系ではスライドドアの操作音を低減するためにオートクロージャーが採用されていることが多いのですが、このNV350キャラバンでは、バックドアにもオートクロージャーが採用され、より静かに使えるようになっています。

(諸星陽一)

【関連ページ】

「日産顔」が与えられた日産NV350キャラバンのマイナーチェンジモデル
https://clicccar.com/2017/08/07/499066/

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諸星陽一

1963年東京生まれ。23歳で自動車雑誌の編集部員となるが、その後すぐにフリーランスに転身。29歳より7年間、自費で富士フレッシュマンレース(サバンナRX-7・FC3Sクラス)に参戦。
乗って、感じて、撮って、書くことを基本に自分の意見や理想も大事にするが、読者の立場も十分に考慮した評価を行うことをモットーとする。理想の車生活は、2柱リフトのあるガレージに、ロータス時代のスーパー7かサバンナRX-7(FC3S)とPHV、シティコミューター的EVの3台を持つことだが…。
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