F1スクール開講!? 夏休み特別付録「Fゼミ夏期集中講座HAND BOOK」でF1博士を目指そう!!【F1速報×F1女子~ハンガリーGP号~】

今号の一番のおススメといっても過言ではない、夏休み特別付録「Fゼミ夏期集中講座HAND BOOK」。今さら聞けないF1の基礎知識や相関関係、テクニカル用語など項目ごとに1時限目~6時限目と分かれており、まるで学校の教科書のよう! 思わず笑ってしまう個性的なF1ドライバー達のイラストと共に、学生気分を味わえますよ。

■1時限目 F1ドライバー・プロフィール

今シーズンのレギュラーF1ドライバー20名の素顔やエピソードを一挙公開している「F1ドライバー・プロフィール」。それぞれ個性的なエピソードがあるのですが、新たな発見があったドライバーをピックアップしてみました。

パスカル・ウェーレイン(ザウバー):コース上での勝負強い走りとは対照的に、マシンを降りるとシャイな性格。20人のレギュラードライバーのなかで、最も英語が苦手なひとり。ゆえに、英語での会見では常に声が小さい。アゼルバイジャンGPではエリクソンを優遇するチームに対して、「抜いてもいいか?」という無線での確認も小声だった……。

ストフェル・バンドーン(マクラーレン):自由に発言する若手が多いなか、失言、暴言を吐かない点はチームにとって安心だが、メディアからの人気は低い。グランプリ期間中はホンダで寿司を毎日食べている。

ロマン・グロージャン(ハース):スイス・ジュネーブ生まれでスイス人の父とフランス人の母を持つため、フランスとスイスの二重国籍を所有している。マシンに不具合が発生するとすぐに無線で興奮気味に不満を語るあたりはフランス人っぽいが、実は非常に几帳面で会見にはいつも時間どおりにやってくる。

ダニエル・リカルド(レッドブル):クラッシュした直後の会見でも、笑顔を絶やさない陽気なオージー。記者会見でも平気でブラックジョークを炸裂させるため、常に広報が立ち会い、すかさず訂正を入れることもある。

読みながら「そうなのね!メモメモ……。」とF1ドライバー大好きな私にとって、ありがたい情報ばかりでした。

一番びっくりしたのが、ドイツ出身のウェーレイン。F1ドライバーってみんな英語が堪能かと思っていましたが、そうでないとは驚きです。ウェーレインに話かける時は英語よりドイツ語のほうが良いかも!?

 ■2時限目 F1ドライバー相関図

F1ドライバー同士、公の場ではフレンドリーに接しているように見えますが、果たしてプライベートでの交流はあるのでしょうか。

本誌によると、チームの仕事として出席すべき予定がなければ、ドライバー達は自分のフィジオ、家族、友人と食事をするのを好む傾向にあるとのことですが、そんな中でもプライベートで交流のあるドライバーがいるようです。

「ドライバー同士で仲が良いことが知られているのは、フェリペ・マッサとダニエル・リカルドだ。彼らはモナコの同じ建物内に住み、リカルドはマッサ家のバーベキューによく招かれている」

もう一つ興味深かったのが、フライト事情。各グランプリに向かう際、モナコ在住のドライバー達は飛行機をみんなでチャーターするらしいのですが、このフライト仲間、どうやら役割があるそうなんです。

「ニコ・ロズベルグとジェンソン・バトンも現役を引退&休養するまではこのグループのメンバーで、ロズベルグは格安のフライトを見つけるのがうまいことから、全員のチケットの手配を任されていた。この『マネージメント業務』は、今年からはマッサとリカルドが受け持っている」

チケットの手配をドライバー自身が行っているとはびっくり! しかも格安のフライト(と言っても凄い額だと思いますが)を見つけるとは意外でした。ロズベルグはイメージ通りですが、リカルドの『マネージメント業務』を少し不安に思うのは私だけでしょうか(笑)。

 

F1速報やF1中継などでよく目に&耳にするF1専門用語達。恥ずかしながら知っているようで、きちんと知らない用語も多々あります。「5時限目 F1マシン各部名称編」、「6時限目 F1最新専門用語」ではF1マシン各部の名称や役割、サーキット用語、無線用語などが写真付きで事細かに記載されており、今までモヤモヤしていたものがスッキリ解決しますよ。

この他にもパドックの重鎮やチーム代表の素顔を紹介する「3時限目 F1キーパーソン・ファイル」や「4時限目 F1コンストラクターズの系譜」など、F1についてもっと深く知ることができます。

さらにさらに!「補習 F1基礎用語辞典」ではF1用語を総括。「あいうえお」の順に辞典形式でまとめられているので、とっても見やすいんです。あの言葉、何だっけ?と疑問に思ったら、この辞典を引けばOK! これからF1中継を見たり原稿を書いたりする際に、手放せないアイテムになりそうです。

この夏は「Fゼミ夏期集中講座HAND BOOK」を読んで、ワンランク上のF1ファンを目指してみてはいかがでしょうか?

(yuri)

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この記事の著者

yuri 近影

yuri

2006年のF1日本GPを観に行ってから、どっぷりF1&ジェンソン・バトンにはまってしまったF1女子。F1が大好きですが、車の運転は下手(小林編集長お墨付き)、メカニズムも苦手、だけどドライバーの知識と愛だけは自信あり! もっと気軽にF1を楽しんでもらいたい、好きになってもらいたいという気持ちで執筆活動をしています。
趣味はバトンの追っかけと、F1海外観戦。現在は新米ママとして子育てに奮闘しながら、のんびり記事を更新中。あたたかーい目で見守っていただけると嬉しいです。
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