ゴルフの牙城を崩せるか? BMW・1シリーズ次期型、ライバルとの徹底比較テスト中!

BMW・1シリーズ次期型の軽偽装プロトタイプをキャッチしました。

欧州において、Cセグメントハッチバックのベンチマークとなっているのがフォルクスワーゲン『ゴルフ』です。BMW・1シリーズ次期型はその牙城を崩すべく、徹底比較テストを行なっているようです。

正面2ショットを見ると、ほぼ同じディメンションを持っていることが分かります。フロントマスクでは、ゴルフの存在感のあるヘッドライトに対し、薄くつり上がったヘッドライトや大口エアインテークが確認出来ます。

リアビューを比較すると、ゴルフより傾斜したリアウインドウ、より大きなルーフスポイラーを装備し、スポーティーなエクステリアを特徴としています。

今回捉えたプロトタイプは、シングルエキゾーストパイプが装着され、比較車両がゴルフ「TDI」であることからも、新開発ディーゼルのテスト車両の可能性が高いです。

1シリーズ次期型は、伝統の「FR」からゴルフと同じ「FF」へ変更されます。前輪駆動用「UKL」プラットフォームによりホイールベースが延長され、居住空間の向上が図られるはずです。

パワートレインは「X1」から流用される、1.5リットル直列3気筒ガソリン、ディーゼルエンジン、2リットル直列4気筒ガソリンエンジンのほか、PHVもラインナップされるでしょう。

ワールドプレミアは2018年秋と予想されています。1シリーズ次期型は、VWゴルフをどこまで追い詰めることができるのか、その実力が試されるモデルとなりそうです。

(APOLLO)

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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