スズキ・スイフトにハイブリッドモデルが追加されました。
ISG(スタータージェネレーター)と小型リチウムイオン電池を使った「マイルドハイブリッド」を軽自動車から登録車まで幅広く搭載しているスズキ。
2016年12月に登場したコンパクトハッチバックのスイフトにもマイルドハイブリッド搭載グレードはありますが、今回追加されたハイブリッドは、60km/h以下においてEV走行も可能なタイプ。同社のソリオと同様の、5速AGS(オートギヤシフト)にモーターを内蔵したメカニズムとなっています。
気になる燃費性能(JC08モード)は、32.0km/L。マイルドハイブリッドのグレードは27.4km/Lですから、より環境性能に優れたハイブリッドといえます。さらにCVTと組み合わせるマイルドハイブリッドに対して、MTをベースとした5速AGSを使っているためダイレクトな乗り味となっています。
しかも、クラッチ切り離し時間を短くする制御を盛り込んだほか、パドルシフトも装備(SLグレード)することで、キビキビとした加速感を実現しているといいます。
こうした走りにはハイブリッドながら940~960kgと軽量に仕上がっていることも大いにプラスになっているはずです。