SUPER GT・GT500クラスを正確な時刻でサポートするCASIO EDIFICE

SUPER GTをはじめとしたモータースポーツの世界では「時間(タイム)」は命そのもの。

 

SUPER GTに限らずモータースポーツはその全てが「時間(タイム)」と言う評価軸の上に成り立っています。特に予選では15分や30分などの決められた時間の中でより速いラップタイムを叩き出したマシン、ドライバーが勝ち残り、スタート位置を争います。また決勝レースでは順位の差、例えば1位と2位との差などを「1.4秒差」と、距離ではなく時間で表記します。

 

特にSUPER GTのような最高峰のカテゴリーでは1000分の1秒で予選順位が入れ替わるなど、非常に僅差な時間が勝負の明暗を分け、その「時間」の大切さはスタッフや監督、そしてドライバーたちは身に染みて解かっているのです。

だからこそプロのレーシングチームは、普段から時間管理を徹底し時計の刻む時刻の正確さを第一に考えて腕時計を選択します。

数年前に電波ソーラー腕時計が普及し始めた頃は、それこそパドック内では着けていない人が珍しいほど大流行。今やパドックやピット内では流行を超えて完全に定着している電波ソーラー腕時計。レースのスケジュールなども常に正確な時刻を元に組み立てられ、チーム全員が同じ時刻を共有することは必須事項となります。だからこそ選手もスタッフも正確な時刻を刻む時計を使うのです。

電波ソーラー時計で使用される標準時刻信号は、10万年に1秒という正確さで一般的なクォーツ時計や機械式時計とは正確さの基準が何桁も違います。ただし時刻を合わせるための電波は北半球にしかありません。そこをカバーするためにCASIOのEDIFICE(エディフィス)はスマートフォンリンク機能を備えたモデルもラインナップし、世界中のどこにいても標準時刻信号をインターネット経由で腕時計に取り込めます。

 

そんなEDIFICEはSUPER GT GT500クラスのLEXUS TEAM TOM’Sの2台などトップチームを正確な時刻でサポートします。

LEXUS TEAM TOM’SでKeePer TOM’S LC500(37号車)の関谷正徳監督は「EDIFICEはかれこれもう5年使っているのですが、時間の正確さが一番気に入っている点ですね。チームスタッフと同じ時間を共有できるわけですから。それと海外に行った時はスマートフォンとリンクしているので、すぐに現地時間に切り替えられて便利です。何より腕時計としてクォリティが高くコストパフォーマンスに優れていると思います。レース業界ではこのEDIFICEってかなり浸透していると思います。TOM’Sモデルが出てくれるとうれしいですね!」と、正確な時刻でチーム全体の時間が共有できる点を重視されているようです。

LEXUS TEAM TOM’Sでau TOM’S LC500(36号車)の伊藤大輔監督(写真:左)もご自身のブログで「それにしてもEDIFICEの機能は凄いですね。しかもカッコいいしね!」と語り、特にデザイン面がお気に入りのご様子。

TEAM KUNIMITSUの高橋国光総監督は「僕はね、サーキットではもちろんだけど、サーキット以外で使う時もこの腕時計は気に入っている。もともとデジタルの時計は苦手で、やはりアナログの針表示というのが好きということもあるけど、この時計は見やすくていいよ。それにスマートフォンとリンクしているから、海外に行っても時間を合わせるのが楽だし、とても気に入っていますよ。今年はTEAM KUNIMITSUと同じカラーのブルーを使っている点も素敵だと思う。」と、特にスマートフォンリンクに注目されているようです。

 

また、実際にピットなどの現場でマシンをメンテナンスされるメカニックの方々にもお話をうかがいました。

まずはLEXUS TEAM TOM’Sのエンジニアの方々にお話をうかがいます。

KeePer TOM’S LC500の小枝正樹チーフエンジニア(右)
「様々な技術を駆使して時間が正確に表示されるというのが気に入っています。スマートフォンとリンクして1日に何度も時間を修正してくれますからね。ミーティングの時間はこれでしっかり管理できます。エンジニアとしてはいつも数字とかかりっきりになることが多いのですが、アナログの針表示というのはデジタルの数字と違って、針の角度によって時間を把握できるという点でも見やすいと思います。サーキット以外でも普段から愛用しています。」

au TOM’S LC500の東条力チーフエンジニア(左)

「時間に正確ということが気に入っている点ですね。周囲のスタッフと時間を秒単位まで合わせられるわけですし、誰かの時計の時間が違うなんてこともありませんから。仕事柄海外へ出ることもありますが、ワールドタイムの設定や現地時間との切り替えも簡単な操作でできるし、実際に使っていてとても楽で助かっています。」

エンジニアらしく数字にこだわりを見せていらっしゃいます。またデザイン面の特徴である針式アナログ表示なども気に入っていらっしゃるご様子。

続いてTEAM KUNIMITSUのお二人。

植竹潤メカニック(右)

「最初に見た時は重そうだなと思ったのですが、実際使ってみるとそれほど重さも感じなくて、メカニックの仕事をしていても手首によくなじんでくれるし、違和感がなく使えるいいアイテムだと思います。黒いボディにブルーのカラーがうちのチームとも合うし、しかも文字盤が大きくて今風なかっこいいデザインという点も気に入っています。」

鯨井雄人チーフメカニック(左)
「シルバーのベルトに黒い文字盤、そしてブルーのアクセントとデザインがすごく気に入っています。腕時計として最も重要なポイントである、正確な時間を刻んでくれることも大事ですね。ミーティングやセッションの時間をしっかり守ることで、チームが一体になって動けますし、安心してドライバーをコースへ送り出すことができます。これからもずっと使い続けていきたいです。」

やはり正確な時刻はメカニックの方々にも重要視されるものなのです。

監督やスタッフ、そしてドライバーなど、正確な時間を共有しながら予選、決勝を戦い、ドライバーが走りで築いたマージン、つまり時間を無駄にすること無く緻密なピットワークを行います。そのようなモータースポーツのフィールドでCASIO EDIFICE(エディフィス)は、その性能を認められプロの活動をサポートしているのです。

全ての時間、時刻が正確でなければSUPER GTを戦う作戦を立てることすら出来ないのです。その正確な時間、時刻を共有するためのCASIO EDIFICE(エディフィス)はSUPER GTのマシンにも劣らぬ性能とかっこよさを備えているのです。

(レース走行写真・文:松永和浩)

【関連リンク】
CASIO EDIFICE(エディフィス)  http://www.edifice-watches.com/jp/ja/

この記事の著者

松永 和浩 近影

松永 和浩

1966年丙午生まれ。東京都出身。大学では教育学部なのに電機関連会社で電気工事の現場監督や電気自動車用充電インフラの開発などを担当する会社員から紆余曲折を経て、自動車メディアでライターやフォトグラファーとして活動することになって現在に至ります。
3年に2台のペースで中古車を買い替える中古車マニア。中古車をいかに安く手に入れ、手間をかけずに長く乗るかということばかり考えています。
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