プロトタイプでの走行テストは、4大陸で25か月にわたり実施した過酷なもので、150台を超える「E-PACE」のプロトタイプを投入したそうです。
具体的には、過酷なニュルブルクリンクのサーキットから、高速のナルド・テストトラック、そして中東の砂漠、マイナス40度の北極圏や、中国の最奥部にある高地や川など、過酷な条件下で実際に走行、検証することで信頼性を確保。
ジャガー「E-PACE」のチーフ・プロダクト・エンジニアであるグラハム・ウィルキンス氏は「世界有数のエンジニアとダイナミクスのスペシャリストで構成されるチームが綿密にチューニングを行い、真のジャガーを開発しました。世界中の一般道やサーキットで何か月も厳格な走行テストを実施しており、ジャガーが誇るパフォーマンスのDNAが組み込まれた、コンパクト・パフォーマンスSUVが誕生しました」と胸を張っています。
日本の道路環境では、F-PACEよりもコンパクトなSUVが向いているのは明らかでしょう。日本導入が待ち遠しいものです。
(塚田勝弘)