日産フェアレディZが6MT車の官能性能に磨きを掛ける

装備では、室内からバックドアを開けられる「バックドアアウトサイドオープナースイッチ」を装備することで、利便性を向上。

パワートレーンには大きな変更はありませんが、エンジンの特性を変更し、新型クラッチを採用。アクセルペダルとスロットルバルブ開度の特性を見直すことで、アクセルペダル中間開度でのトルクアップ、高回転時のトルク低下量を削減したそうです。

これらにより、高速道路での合流加速やワインディングロードにおいて、スムースで伸びのある加速感を引き出せるようになり、新型の高効率クラッチの採用によってクラッチペダル踏力が軽くなるとともに半クラッチコントロールの操作性も向上されています。

さらに、合わせガラスの中間膜に遮音層を挟み、遮音性を向上させたフロントガラスを採用することで静粛性を向上させたというのもトピックス。

また、NISMOグレードに、転がり抵抗を20%低減した新タイヤを採用することで、走らせる喜びを損なうことなく、低燃費とロードノイズの1db低減(50km/h時)を実現したとしています。

価格帯は6MTの「フェアレディZ」が3,907,440円〜、7ATの「フェアレディZ NISMO」は6,401,160円です。

(塚田勝弘)

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塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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