ホンダのコンパクトセダン「グレイス」がマイナーチェンジで先進安全装備を充実

ホンダの5ナンバーサイズ・セダン「グレイス」が初めてのマイナーチェンジを実施し、安全装備やアピアランスなどを大きく進化させました。

エクステリアでは、フロントグリルやインラインタイプのLEDヘッドライト(HYBRID LX/EXに標準装備)によるイメージチェンジが目立ちます。インテリアも全グレードでシート表皮を変更したほか、フロントマップランプやルームランプにLEDを採用することで先進性をアピール。オプションのHondaインターナビはApple CarPlayに対応したというのもニュースです。

1.5リッター直噴エンジンと1.5リッターハイブリッドというパワートレインの設定は従来通りですが、「SPORT HYBRID(スポーツハイブリッド)i-DCD」を採用したハイブリッド車は、最良グレードで34.8km/L(JC08モード)の燃費性能を実現しています。

ホンダの先進安全技術である「Honda SENSING」を幅広いグレードに設定。フロントエンブレム部分に内蔵したミリ波レーダーとウインドウ内側に置かれた単眼カメラにより、アダプティブ・クルーズ・コントロールや誤発進抑制機能など8つの先進安全運転支援を可能としています。

さらに、オートハイビームを新採用。夜間走行時に専用のカメラで対向車や前走車を検知し、ハイ/ロービームを自動で切り換えることが可能になりました。

ボディカラーは、ルナシルバーメタリックとブリリアントスポーティブルーメタリックの新色のほか、ホワイトオーキッドパール(32,400円高)、クリスタルブラックパール、ルーセブラックメタリック(32,400円高)、ミッドナイトブルービームメタリック(32,400円高)、プレミアムクリスタルレッドメタリック(54,000円高)の全7色。

メーカー希望小売価格は、1,769,040円~2,569,320円。発売開始は2017年7月7日となっています。

(山本晋也)

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山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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