新型フィットに搭載される「安全運転コーチング」とは?

ホンダが交通事故総合分析センターのデータを分析したところ、クルマの人身事故のうち、ドライバーの不注意など危険の過小評価が全体の半数以上を占めるそうです。

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確かに、住宅街や見通しの悪い交差点にもかかわらず「まぁ、来ないだろう」と油断して一時停止もせずに通過してしまっているクルマをしばしば見かけます。

そこでホンダは、インターナビにより収集されたフローティングカーデータを活用して検出された危険性のある交差点(たとえば急減速が多発している信号機のない交差点など)に接近すると、「この先、急減速多発交差点です」と、ドライバーに事前に知らせるだけでなく、そうした交差点を通過した際の運転診断結果をスマホやパソコンで後から詳しく振り返ることがでる「安全運転コーチング」システムを開発しました。

この「走行実績振り返り機能」により交差点を通過した際の運転診断結果のほか、運転ログ、運転カルテ、運転アドバイスなどもチェックできます。

「安全運転コーチング」は、車載用ホンダ純正ナビ(インターナビ対応)とスマホ用アプリの両方で使用することができ、純正ナビではインターナビ・ルート誘導中に危険性のある交差点に近づくと音声とディスプレイでドライバーに知らせる機能になっています。

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■インターナビの技術を活用した「安全運転コーチング」機能を提供(Honda)
http://www.honda.co.jp/news/2013/4130329b.html

(塚田勝弘)

この記事の著者

塚田勝弘 近影

塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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