「BIG X」の投入により、市販カーナビの大型化に先鞭をつけたアルパイン。その後、他メーカーに拡大しただけでなく純正ナビの大型化(オプションなどのOEMを含む)にも大きな影響を与えてきました。
8月上旬から発売される2017年モデルの「BIG X」は、「ALPINE STYLE プレミアムスペースデザイン」コンセプトがさらに進化。
トヨタ・ヴェルファイア/アルファード、ヴォクシー/ノア/エスクァイア専用モデルとなる「ビッグX 11」には、新開発のクリアブラックディスプレイが採用されています。
これにより11型の大画面がより高画質になり、アニメーションとサウンドによる車種専用オープニングも車種ごとにグレードアップ。「リヤビジョン」やスピーカーも備えることで愛車をプレミアムなエンタメ空間へと変身させることも可能になっています。
ナビ機能での注目は、新たなHMI(ヒューマン・マシン・インターフェース)の新機能。使用頻度の高い12の機能を声だけで快適に操作できる「ボイスタッチ」をはじめ、信号機や曲がり角の数、道路に面したランドマークを案内する「カウントダウンガイダンス」により、操作性を向上させるだけでなく、分かりやすい案内を実現したそうです。
「BIG X」は11型でヴェルファイア/アルファード向けの「X11Z-AL-LED」、「EX11Z-AL」、「EX11Z-VE-LED」、「EX11Z-VE」。ヴォクシー用11型「EX11Z-VO」、ノア用11型「EX11Z-NO」、エスクァイア用「EX11Z-EQ」が用意され、価格はいずれもオープンプライスです。
また、高解像度映像の車載用カメラで、ドライブレコーダーとルームカメラの2役をこなす「ドライブセンサー」シリーズの新製品も登場。マルチビュー対応モデルが充実しています。発売は9月に予定されており、「DVR-C01W」の価格は税別3万円です。
(塚田勝弘)