全車に自動運転機能を標準装備。大幅改良したスバル WRX S4は336万9600円〜

2.0リッター直噴ターボエンジンで四輪を駆動するスポーツセダン「SUBARU WRX S4」が大幅改良を受けます。2017年8月7日の発売を前に、その内容が発表されました。

主な変更点は、0~120km/hの範囲内において高速道路などでの自動運転技術を実現した「アイサイト・ツーリングアシスト」を全車に標準装備したこと。そして、フロントマスク(バンパー、グリル、LEDヘッドランプ、フォグランプカバーなど)を新意匠に変更した点にあります。

安全デバイスとしては、スバルのコアテクノロジーである「アイサイト」、新採用される運転支援システム「アイサイト・ツーリングアシスト」のほか、後退時自動ブレーキシステム、アイサイトセイフティプラス、フロントビューモニター、ステアリング連動ヘッドランプ、オートビークルホールドなどが進化のポイントとなります。

インテリアの意匠も一新されています。とくにインパネセンターに置かれるマルチファンクションディスプレイは5.9インチへと液晶サイズを拡大したことで、情報を増やしています。ディーラーオプションのビルトインナビも8インチサイズとなりました。

走りについては、パワーステアリングユニットの変更、サスペンションの改良、高μブレーキパッド、静粛性の向上などがアピールポイント。足元では18インチアルミホイールの意匠も変更されています。

メーカー希望小売価格は、336万9600円~373万6800円(消費税込)となっています。

(写真:スバル 文:山本晋也)

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山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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