2300万円のプライスタグにふさわしい「メルセデスAMG GT R」の内・外装の存在感

メルセデスAMGが誇る「メルセデスAMG GT」が6月27日、2300万円で発売されました。外観は、かつてのレーシングカー「300SL」を彷彿とさせる「AMG パナメリカーナグリル」や強力なダウンフォースをもたらす「アジャスタブルリアウイングスポイラー」をはじめとする数々の専用装備を用意。

この新型「AMG パナメリカーナグリル」はモータースポーツ由来のもので、量産車としては初採用になります。

クロームメッキが施された15本の垂直フィンは「メルセデス AMG GT3 レーシングカー」を想起させるだけでなく、1952 年メキシコで開催された伝説の公道レース、カレラ・パナメリカーナ・メヒコで優勝した「メルセデス・ベンツ 300SL」で初めて採用されたもので、伝統を受け継ぐグリルでもあります。

見た目だけでなく、低く構えたフロントセクションと前傾したフロントグリルによって、シャークノーズ(サメの鼻先)のような独特な形状が生まれるとともに、ボディが路面に張り付くような視覚効果ももたらすそうです。さらに、冷却気流と空力性能を強化する効果も考慮。

この記事の著者

塚田勝弘 近影

塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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