適度にタイトで心地のよい運転席と積載性十分な荷室。新型プジョー3008の居住性、積載性をチェック!

前席、とくに運転席は狭くはないものの、「i-Cockpit」の名のとおり適度にタイトで心地よい空間になっています。ボンネットの先など直接視認しくい範囲は大きいものの、ルームミラーに映し出されるカメラ映像などでボディサイドなど下側の様子を確認できます。

ロングホイールベース化により明らかに恩恵を受けているのが後席。後席はフットスペースが24mm、全高が5mm下げられたにも関わらず、プジョー308にも使われている「EMP2」の恩恵か、頭上空間は36mmも広くなっているそう。

実際に身長171cmの私がドラポジを決め、その後方には十分な膝前、頭上まわりの余裕が残ります。これなら身長180cmの乗員が4人乗っても狭くは感じないはず。

また、荷室も広く、先代から通常時で88L増の520Lも確保されています。さらに、6:4分割可倒式リヤシートを前倒ししてもフラットのまま拡大でき、開口部下端から段差がないため、大きな荷物でも台仕入れしやすそう。なお、後席は荷室のレバー操作で前倒しできます。そのほか、ハンズフリー電動テールゲートも「GT Line」以上に標準で用意されます。

(文/写真 塚田勝弘)

この記事の著者

塚田勝弘 近影

塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
続きを見る
閉じる